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「SS/ YZ Racing with Studie BMW M4GT4」20号車 /「BMW Team Studie BMW M2CS racing」8号車 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round.3 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース

「SS/ YZ RACING with Studie BMW M4GT4」20号車 
「BMW Team Studie BMW M2CS racing」8号車
スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3
NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース
 
20号車 ドライバー
山口 智英 選手、荒 聖治 選手、坂本 祐也 選手、JP・デ・オリベイラ 選手
 
8号車 ドライバー
木下 隆之 選手、大井 貴之 選手、砂子 智彦 選手、山田 弘毅 選手、東風谷 高史 選手
 
年間エントリーをしているST-Zクラス20号車SS/YZ RACING with Studieは山口選手、荒選手、坂本選手に加え、スポットでJP・デ・オリベイラ選手を招聘。4名のドライバーで昨年獲れなかった優勝を目指す。
更に、この24時間レースへはスポットでBMW Team StudieもST-1クラスの8号車として参戦。マシンは今後全国のディーラーで購入が可能になるBMW M2CS racing。ドライバーラインナップは木下隆之選手、大井貴之選手、砂子智彦選手、山田弘毅選手、東風谷高史選手の5名。BMW M2CS racing はこの24時間レースがアジア初の実戦デビューとなる。
 

 
予選
予選日の金曜日は、朝から降り続く雨が時間を追うごとに強くなり、スケジュールはディレイに次ぐディレイ。雨脚が弱まる気配は見えず、何度かの予選時刻変更の後15時に予選中止が決定された。
それによって、決勝のスタート順はST-X、ST-1、ST-Z、ST-Q、ST-TCRとクラス順、シリーズポイントランキング順よって決まることになった。20号車SS/YZ Studie BMWは15番グリッドのクラス4番手より、8号車は11番グリッドクラス3番手よりスタートとなる。
 

 
決勝
9時30分より行われたウォームアップ走行では、20号車は前日に出来なかった決勝へ向けたセットアップの最終確認を、8号車は追加のブレーキ焼き入れなどを行った。
14時56分に定刻通りフォーメーションラップ開始。セーフティーカーがPITレーンに向かい、15時00分45秒にレーススタートした。
スタートドライバーは、20号車SS/YZ Studie BMWはJP・デ・オリベイラ選手、8号車/BMW M2CS racingは砂子選手。スタート後、20号車はスタートでポジションアップし最初のスティントからST-Zクラストップに躍り出た。
 
このレースがアジア圏デビュー戦の8号車/BMW M2CS racingも砂子選手のドライブでクリーンスタートを決め、着実に周回数を重ねて行った。が、ナイトセッション中の最終コーナーでST-Qクラスのマシンに押し出され、コース外にストップ。一時シフトが入らなくなったが、無線の指示でトラブルを解消。自力でコースへ戻った。マシンに多少の変調はあったがその後の走行に支障は無く、緊急のピットイン等は行わずにそのまま走行を続行した。
 
20号車は、しばらくクラストップのままレースを継続していたが、ピット作業違反により、60秒ストップのペナルティが課せられ後退。また、坂本選手の担当スティント中、パワーが出なくなるというトラブルが発生した。チームはこれも無線でトラブルシューティングを指示。坂本選手は最も安全な300Rのコース脇に車両をストップさせてイグニッションをOFF。エンジン再始動によるリセットでマシンは調子を取り戻し、戦線に復帰した。
 
 その後、20号車SS/YZ Studie BMWは一時4番手までポジションを落とすも順調な走行で着実に挽回。レース最終盤の残り1時間半の時点でTOPから1周遅れの2位につけた。最後のスティント担当の坂本選手はファイナルラップの時点で三十数秒差までTOPを追い詰めたが、オーバーテイクには至らず最終リザルドはST-Zクラス2位。SS/YZ Studie BMWの優勝は来年に持ち越された。
 

 
一方、8号車/BMW M2CS racingは、シェイクダウンだった前月の公式練習後にOIL交換やアライメント調整等の軽メンテのみをうけた状態にも関わらず、トラブルらしいトラブルも発生せずに24時間のレースを危なげなく完走。ST-1クラス3位、レース全体では出走50台中の総合12位でレースを終えた。
 
総合結果についてはレーシングカーとしてのカテゴリーがより上のGT3(ST-X クラス)車両、GT4(ST-Z)クラスのマシン数台よりも上のポジション。BMWMotorsportがカスタマー向けに仕立てたレーシングカーの入門編的なマシンが、並み居るライバルを向こうに回しても十分な結果を残せる強さをタフな24時間レースで証明した。