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モータースポーツ

「Astemo NSX-GT」#17号車 SGT Round 2 FUJI 500km

Astemo NSX-GT #17号車
SGT Round 2 FUJI 500 Km
 
ドライバー
塚越 広大選手
ベルトラン・バゲット選手
 

 
予選:11位
2年ぶりにゴールデンウィーク開催となった2021 AUTOBACS SUPER GT第2戦『たかのこのホテル FUJI GT 500km RACE』。見事な五月晴れのもと公式予選が行われた。
Q1担当は塚越。少し路温が下がり始めたコース上で入念にタイヤを温めアタックに入るも、まだアタックに入っていないライバルとの間合いがとれず、満足のアタックをすることができず悔やまれる11位となった。
 

 
決勝:優勝
決勝日も快晴となった富士スピードウェイ。ファンの方々に見守られる中レースができることに喜びを感じながら、12時55分より20分間のウォームアップ走行がスタートした。決勝レースに向けてのマシンフィーリングをチェックし、14時30分のスタートに向けグリッドに着く。
 
今回は500Kmレースとなるため、2回のピット作業、ドライバー交代が義務付けられている。スタートドライバーは塚越が担当する。難なくスタートしたが、オープニングラップで1つポジションを落としてしまい12位を走行する。スタート早々3周目に他車がトラブルで白煙をあげながらマシンを停め、セーフティカー導入となる。7周目にリスタートとなり塚越は着実にポジションを上げる一方、ピットでは予定のピット作業に向け準備を進める。塚越がファーストスティントを走りきり32周目にピットに戻る。場内アナウンスで何かがコース上で起こっていることを背景に聞きながら、Astemo REAL RACINGのピットでは集中しピット作業を行いタイヤ交換、給油、ドライバー交代をミスなく行いバゲットがコースに戻る。
 
Astemo NSX-GTがピットに入る時を同じくして、コース上では前方を走っていた#38のタイヤが外れ、外れたタイヤがコース上を横断したためFCY(フルコースイエロー)が発動されていた。33周目にはリスタートがきられ、この時にバゲットは10位を走行する。その後ライバルたちが1回目のピットインを行っていき、全車がピット作業を終えた44周目時点でAstemo NSX-GTはトップに躍り出ており、45周目に後続の#36とのギャップは5秒を築いていた。46周目に再びFCYが発動され49周目にリスタートがきられる。バゲットは後続を寄せぬ走りで37周を走り切り68周目に先陣を切って2回目のピットインを行う。ピット作業、ドライバー交代を行い、若干のピットミスがありながらも大きなロスなく塚越を最終スティントへ送り出す。
 
アウトラップからプッシュしできるだけマージンを稼ぎたいAstemo NSX-GT。まだピットインしていないライバルたちとの見えない戦いをしながら周回を重ね、76周目にコースに戻った#36に先を越されることなくホームストレートを走り抜けトップを守り切る。しかし79周目にピット作業を終えコースに戻った#8に先行を許してしまうが、塚越の意地の走りで数周にわたりバトルが繰り広げられていく。バトルの間、後方からは#36が迫っており、一瞬の気も抜けない状況が続く。再三戦ったが#8に軍配があがり、さらに88周目には#36にパスされAstemo NSX-GTは3位となる。さらに後続を走る3台のライバルたちもペースが良く、息がつまる展開が続く。97周目に3度目のFCYが発動され99周目にリスタートがきられる。すると、前を走る#36がペースダウンしマシンをコースサイドに停める。さらにトップを走る#8にペナルティが課せられ、Astemo NSX-GTは残り10周でトップに浮上する。背後には#14にしっかりマークされ、1秒以内の緊迫した攻防が続いていく。決してペースが良いわけではないAstemo NSX-GTだが、塚越の満身創痍の走りで迫り狂う後続を抑え0.831差という僅差でトップチェッカーを受けた。