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モータースポーツ

「SYNTIUM LMcorsa RCF GT3」#60号車 SGT Round 4 MOTEGI 300km

SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 #60号車
SGT Round 4 MOTEGI 300km
 
ドライバー
吉本 大樹 選手
河野 駿佑 選手
 
年間8 戦のスケジュールが組まれている「2020AUTOBACS SUPER GT」。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて従来のスケジュールから約3カ月遅れた7月18 日-19 日に富士スピードウェイで開幕戦を迎え、8月に富士スピードウェイ戦と鈴鹿サーキット戦の2 戦を実施。そして、第4戦の「FUJIMAKI GROUP MOTEGI GT 300kmRACE」が9 月12 -13 日に栃木県のツインリンクもてぎで開催される。つまり、今戦が終了すると前半の4 戦が終了したことになり、シーズンが折り返しとなるのだ。
 
 開幕戦から不振にあえいでいるLMcorsa は、開幕戦の富士スピードウェイが13位、第2戦の富士スピードウェイが16位、第3 戦の鈴鹿サーキットが17位と3戦ともにポイント圏外でのフィニッシュ。成績が振るわないのは、今シーズンから使用しているミシュランタイヤを使いこなせていないことが原因のひとつに挙げられる。本来ならばシーズンは春先にスタートし、夏、秋と季節をまたいでいくが、もっともタイヤに過酷な酷暑の夏にシーズンが始まったために新しいタイヤのデータが乏しく、チーム一丸で対応策を検討している段階でもある。
 
 迎えた第4 戦は12日(土)に公式練習と予選、13日(日)に300km の決勝レースが実施される。9月に入り全国的に天候が不安定となり、今戦も天気予報では雨が降る可能性が高いとされていた。
 
公式練習は予定通りの10時にスタートし、雨は降っていないものの路面の一部は濡れた状態で、ウエット宣言が出されていたためにレインタイヤでの走行もできる状況となっていた。
 

予選:17位
 公式練習を走った二人のドライバーのコメントによるとマシンのバランスとコース状況が合っていないようで、予選へ向けては大幅にセットアップを変更することとなった。
今戦の予選も30 台のGT300 クラスが2 組に分けられて、各組みの上位8 台が予選Q2 へ進出するレギュレーションが採用された。予選A 組に振り分けられたSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 のステアリングは吉本選手に託され、予選Q1 がスタートする。空は雲に覆われ今にも雨が降りそうな状況だが、路面はほぼドライコンディションのまま競われることとなる。インラップと計測1 周目をウォームアップに当てて2 周目からアタックに入ると、公式練習のタイムを1.5 秒以上上回る1 分49 秒068 をマーク。翌周もアタックを続けると1分48 秒985 へタイムアップする。この時点では上位8 台に入っていて、予選Q2 への進出がみえた。
だがライバル勢もタイムアップを果たし、最終的に8 位と0.015 秒差の9 位で予選Q1 を突破することができなかった。
予選Q1 の結果を受けて、明日の決勝レースは17番手からのスタートとなる。天候不順で荒れた展開も予想されるため、チームの戦略やピット作業などが勝敗を分けることもある。チーム力は今シーズンの強みのひとつでもあるので、トップ10 圏内への進出を目指すことになる。
 

 
決勝:12位
300km の決勝レースは予定通りの13 時にスタート。レースウィークは天候が荒れることが予想されていたが、この日は朝から雨が降ることなくドライコンディションでのレースとなった。
 スタートドライバーを務めた吉本選手は1周目の前半セクションで3 台をパスして14 番手に浮上。しかし1 台に抜き返され、1 周目のコントロールラインを15 番手で通過する。
さらに上位を目指したいところだが、3 周目にはペースが速い後続車にパスされて17 番手に後退。6 周目には自己ベストタイムの1 分52 秒225 をマークするが、先行車の背後に追いつくまでにいたらない。9 周目にGT500 とGT300 のマシンが接触したためにセーフティカーが導入される。レースは13 周目に再開され、吉本選手は17 番手から追い上げを図った。20 周を超えると規定されているドライバー交代を行なうためにピットに戻るマシンが出始める。SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 は25 周を走行して、ピットに戻り河野選手へのドライバーチェンジとタイヤ交換、給油を行なった。
23 番手でコースに復帰した河野選手は、29 周目に1 分51 秒522 の自己ベストタイムをマーク。熾烈な中団グループ争いのなかでポジションを守りながら、先行車を抜きにかかる。35 周目、39 周目、41 周目に1 つずつポジションを上げて18 番手になると、そこで2度目のセーフティカーが導入される。5 周のセーフティカーランを挟んで47 周目にレースはリスタートする。再開直後に1 台をパスして17 番手になると50 周目、56 周目に前を走るマシンが後退したために15 番手まで浮上。そして、ファイナルラップには先行する2 台が後退したため59 周目に13 位でチェッカーを受けた。正式結果では6 位でゴールしたマシンにペナルティが与えられたため、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 はシーズン最上位となる12 位となった。