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モータースポーツ

「SYNTIUM LMcorsa RCF GT3」#60号車 SGT Round 3 SUZUKA 300km

SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 #60号車
SGT Round 3 SUZUKA 300km
 
ドライバー
吉本 大樹 選手
河野 駿佑 選手
 
無観客や開催サーキット、スケジュールの大幅変更など、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて異例のシーズンとなっている「2020AUTOBACS SUPER GT」。7 月18 日-19 日に富士スピードウェイで開幕戦が行なわれ、その3週間後に再び富士スピードウェイを舞台にした第2 戦が開催された。
 
 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 で6 シーズン目を戦うLMcorsa は、開幕戦から苦しい戦いをしいられることになった。開幕戦、第2 戦ともにチームもドライバーもミスなく走りきったのだが、ラップタイムはライバル勢に及ばず中団グループを形成するのがやっと。今シーズンから使用するタイヤをミシュランに変更したために、特性を掴み切れていないことが要因のひとつと言える。それでも第3 戦の鈴鹿サーキットは、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 との相性が良く、ここ3 年はトップ10 フィニッシュを果たしていて、2017 年は表彰台まであと一歩の4 位に入賞した。チームとドライバーともに状況が好転することに期待を込めて第3 戦の鈴鹿サーキットラウンドを戦うことになる。
 
その第3 戦「FUJIMAKI GROUP SUZUKA 300km RACE」は、8 月22 日(土)に公式練習と予選、23 日(日)に決勝レースを実施。レースウィークの前週から全国で最高気温が更新されるほどの酷暑がつづき、週末の気温、路面温度ともに今季でもっとも上がることが予想され、厳しい環境でのレースが想定された。
 
予選:21位
 午前中から30℃を超えていた鈴鹿サーキットの気温は午後になるとさらに上がり、予選がスタートする14 時半の時点で気温が33℃、路面温度が48℃となっていた。今回のGT300 クラスの予選も出走する30 台のマシンが2 組に分けられて競うことになり、LMcorsa は最初にスタートするA 組に振り分けられた。開幕から2 戦までの予選Q1 は吉本選手が担当してきたが、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 には河野選手が乗り込んだ。インラップと計測1 周目をウォームアップに充てて、2 周目からアタックを開始。4 つのセクターともにミスなく周回するがタイムは2 分1 秒435と、公式練習のベストタイムを上回ることもできない。翌周もアタックを続けたが2 分1 秒498 と同等のタイムでA 組の15 台中12 番手の記録となり、予選Q2 への進出を逃すことになった。最終的なリザルトは、上位のマシンにペナルティが与えられたこともあり11 位となり、決勝レースは21番グリッドから追い上げることになった。
 

 
決勝:17位
迎えた決勝レース日の23 日(日)も早朝から気温が上がり、午前中から気温は30℃、
路面温度は40℃を超える酷暑となる。決勝レース前の最後の確認走行となるウォームアッ
プは11 時40 分から20 分間に亘って実施され、吉本大樹選手と河野選手の両ドライバーがSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 のステアリングを握る。
二人のドライバーが計9 周を走行し、ラップタイムは2 分1 秒台で予選時のタイムを上回り、決勝レースで追い上げが期待された。52 周の決勝レースは予定通りの13 時にスタートする。21 番グリッドから上位進出を狙ったSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 には吉本選手が乗り込む。レースは1 周目からGT300 クラスのマシンがクラッシュしたために、セーフティカーが導入され荒れた展開となる。
レースは4 周目にリスタートし、クラッシュ車両を抜いたことで20 番手から追い上げを図る。しかし吉本選手のペースは上がらず、先行車両とのギャップが開くとともに後続からプレッシャーを掛けられる。12 周目までポジションを守り続けたが翌周に1 台にパスされて21番手に順位を下げる。さらにラップタイムが落ち込んだためにチームは早めのピットインを決行すべく準備を始めた。すると16 周目にコース上の落下物のために再びセーフティカーが導入される。5 周に亘りセーフティカーが先導し、21 周目に再開する。
 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 を駆る吉本選手は、リスタートとともにピットに戻る。ドライバー交代、給油、タイヤ交換のルーティン作業を実施し、河野選手がやや長めの後半のスティントを担当。チームはミスなく素早いピット作業を行なったために、5 台ほどのライバルを抜き去ることに成功した。レースが2 / 3 を迎える34 周目になると全車がピットインを終え、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 は13 番手まで浮上する。あと3 台をパスすればポイント獲得圏内となるが、35周を過ぎるとラップタイムが2 分6 秒台に落ちてしまう。河野選手は必死に後続マシンを押さえるがスピードに勝るライバル勢にパッシングされ、防戦一方のまま40 周目には18番手まで後退する。その後もペースが上がることはなく49 周目に17 位でフィニッシュした。