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モータースポーツ

「SYNTIUM LMcorsa RCF GT3」#60号車 SGT Round 2 FUJI 300km

SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 #60号車
SGT Round 2 FUJI 300km
 
ドライバー
吉本 大樹 選手
河野 駿佑 選手
 
新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、当初の予定から約3 カ月遅れて開幕した2020 年のSUPER GT。開幕戦となった7 月18 日-19日の富士スピードウェイラウンドは、入場するすべての関係者に体調管理などの感染防止対策を施すとともに、無観客で行なわれた。開幕戦が7 月となったことにより年間の開催スケジュールも変更。今季は感染拡大を防止するために、開催地を富士スピードウェイと鈴鹿サーキット、ツインリンクもてぎの3 箇所に絞ることとなった。
 LEXUS RC F GT3 を使用し6 年目シーズン目を迎えるLMcorsa は、シーズン開幕が不確実な中でもスタッフが懸命に準備を進めてきた。6 月末の公式テストを経て開催された開幕戦は予選でQ2 に進出したものの、決勝レースでは想定外のペースダウンを強いられ、完走を果たすものの13 位で終わった。今季からチームに加わった河野駿佑選手は、予選Q2 と決勝レースでは後半のスティントを担当し、そつなくデビュー戦を終えることとなった。
 そして迎えた第2 戦の「たかのこのホテルFUJI GT 300km RACE」は、8 月8 日(土)に公式練習と予選、9 日(日)に決勝レースを実施。開幕戦は予選と決勝レースともに同日に行われるワンデーレースとなったが、今戦は公式練習と予選が土曜日、翌日の日曜日に決勝レースが組まれる通常通りのスケジュールとなった。
 
予選:24位
 第2 戦も無観客での開催となり公式練習後に予定されたプログラムはなく、約3 時間のインターバルを経て予選Q1 がスタート。今回の予選もGT300 クラスに出走している30 台が2 組に別れて争うこととなった。A グループに振り分けられたSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 は、吉本選手がステアリングを握る。インラップと計測1 周目はウォームアップに充てて、タイヤやブレーキなどに熱を入れると2 周目からアタックを開始。
すべてのセクターで公式練習のタイムを更新すると1 分38 秒643 をマーク。翌周もアタックを続けた吉本選手は、1 分38 秒055 までタイムを伸ばす。しかし、予選A グループに振り分けられた15 台中12 番手のタイムに留まり、予選Q2 への進出を逃すこととなった。
 

 
決勝:16位
予定通りの13 時にスタートした66 周の決勝レース。SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 には吉本選手が前半のスティントを担当した。スタート直後から先行車を追う吉本選手は、1 周目に1 台、2 周目、3 周目にも1 台ずつをパスして3 周目には21 番手に浮上。
7 周目には自己ベストタイムとなる1 分39 秒860 をマークして、さらに1 台を抜く。開幕戦では路面コンディションとタイヤの性能が合わなかったが、今戦は改善しラップタイムの落ち込みも少なかった。チームはタイヤの摩耗が激しいければ、最短で18 周目にピットインすることも想定していた。だが、吉本選手はラップタイムを落とすことなくタイヤの摩耗をセーブしながら走行。ライバル勢は20 周前後からピットに戻り、ドライバーやタイヤ交換などを行っていくが、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 は28 周目までピットインを引っ張った。
4 本のタイヤ交換と給油、そしてドライバーを河野選手にチェンジしてコースイン。吉本
選手がピットに戻るときには、上位陣がすでにドライバー交代を実施していたこともあり
一時は8 番手まで上がっていたが、河野選手がコースに復帰すると24 番手となった。34
周目にはすべてのマシンがピットインを完了するとSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 は
19 番手まで浮上。この周に河野選手は1 分39 秒457 の自己ベストタイムをマークし、
さらに上位を目指した。ペースは想定していたよりも若干遅かったというが、それでもコ
ンスタントに1 分40 秒台で周回。ライバル勢も同等のタイムで走行するためにパッシン
グまでいたらないが、46 周目と最終盤の59周目に先行していたマシンが後退したために1つずつポジションをアップし、60 周目に17位でチェッカー。最終的な結果は上位に入ったマシンに走行中のペナルティがくだされたために16 位となった。
 結果としては開幕戦よりもポジションを下げたが、課題となっていた決勝レースでのラップタイムやタイヤ摩耗で悩まされることはなく、フラストレーションが溜まった開幕戦と比べて内容としては改善。次戦は、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 との相性が良いコースでもある鈴鹿サーキットが舞台となる。1 週間のインターバルしかないが、トップ10 フィニッシュを目指して限られた時間で課題を克服していく。