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モータースポーツ

「SYNTIUM LMcorsa RCF GT3」#60号車 SGT Round 1 FUJI 300km

SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 #60号車
SGT Round 1 FUJI 300km
 
ドライバー
吉本 大樹 選手
河野 駿佑 選手
 
当初の予定から約3 カ月遅れでのスタートとなった開幕戦は通常ならば予選と決勝が別日で実施されるが、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、7 月18 日(土)に公式練習、19 日(日)に予選と決勝を行なうコンパクトなスケジュールとなった。
 18 日の公式練習は16 時から17 時50 分までの1 時間50 分が予定されていたが、スタート時に富士スピードウェイは濃い霧に覆われ、開始時間が遅れることとなる。ようやく霧が薄くなったのが17 時前で、公式練習は17 時15 分から1 時間半での実施となった。翌日の予選も不安定な天候が予想されキャンセルされる可能性があったため、LM corsa は想定していたプログラムを変更し、好タイムを残すことを目的の一つとした。
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 に乗り込んだ吉本選手は、タイヤやマシンの確認をするとセットアップを煮詰めて行く。13 周を走行したところで河野選手にバトンタッチし、8 周を走行すると再び吉本選手がステアリングを握る。このタイミングでベストタイムとなる1 分37 秒705 をマークし、GT300 クラスの29 台中15 番手のリザルトを残した。
 
予選:14位
 公式練習から一夜空けた19 日(日)は、降雨の予報があったが富士スピードウェイは曇り空に覆われ路面は一部が濡れていたが、予定通りの9時30 分から予選がスタートした。GT300 クラスの予選Q1 は29 台が2 組に別れて競うことになり、LMcorsa は1 組目に振り分けられる。SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 に乗り込んだのは吉本選手
で、路面は所々で濡れていたがスリックタイヤを装着してコースイン。3 周に亘ってウォームアップを実施し4 周目からアタックを開始する。まずは1 分39 秒台をマークし、翌周には1 分38 秒574 を記録。路面コンディションが回復していくなかで、さらにアタックを続けて6 周目に1 分38 秒479 までタイムアップする。ライバル勢もタイムを伸ばすが、8 番手で予選Q1 を突破した。
GT300 の2 組目、GT500 の予選Q1 を挟んで開始した予選Q2。初の予選アタックとなった河野選手だが、冷静に役割を果たすことになる。コースオープンとともに走行を開始した河野選手は、吉本選手と同様に3 周に亘るウォームアップ後にアタックを開始。ミスなく1 周をまとめると1分37 秒992 をマーク、翌周もアタックを行なったがタイム更新にはいたらなかった。結果は14位で、2020 年シーズンの開幕戦は14 番グリッドからのスタートとなった。
 

 
決勝:13位
予選と決勝を1 日で実施するワンデー開催のため、予選終了からわずか3 時間後には決勝レース前のウォームアップ走行が行なわれ、20 分間のチェック走行が終わるとスタート進行が始まった。66 周の決勝レースは予定通りの15 時にスタートし、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3には吉本選手が乗り込んだ。決勝レースは開始
早々にGT500 クラスのクラッシュによってセーフティカーが導入される。5 周目にリスタートすると14 番手から上位を目指したSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 だったが、徐々に順位を落としてしまう。10 周目には17 番手、15 周目には20 番手となり、ラップタイムはウォームアップ走行より2 秒ほど遅れてしまう。チームは吉本選手のスティントをレース中盤以降まで引っ張る予定だったために、ラップタイムが伸び悩むなかでもピットに呼び戻すことができない。レースの1 / 3 が終了する20 周を超えると徐々にピットに戻るマシンが増えていく。上位陣がピットストップを行なうなかでSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 は周回を続け、順位は25 周目に12 番手、30 周目に9 番手、35 周目に4 番手まで浮上しピットストップのタイミングを見計らう。だが、35 周目にGT300 クラスのマシンがコース上に止まってしまい、再びセーフティカーが入る。このセーフティカー導入によって、すでにピットストップを終了していたマシンが後方に追いついてしまい、まだピットストップを実施していないマシンが不利な状況へと追い込まれた。SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 は40 周目にピットインし、吉本選手から河野選手へドライバーチェンジ。加えて4 本のタイヤ交換と給油を行なってコースへ復帰する。41 周目のコントロールラインを通過するとSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 は13 番手まで順位を落とし、加えてトップ10 を走るマシンと約1 分のギャップができていた。デビュー戦となった河野選手は冷静にGT500 クラスのマシンとの混走を果たし、順位をキープしたまま61 周目に13 位でフィニッシュした。