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モータースポーツ

「SYNTIUM LMcorsa RCF GT3」#60号車 SGT Round 2 FUJI 500km

SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 #60号車
SGT Round 2 FUJI 500km
 
ドライバー
吉本 大樹 選手
ドミニク・ファーンバッハー 選手

 


 
予選:22位
予選Q1 を担当した吉本選手は、コースオープンとともに周回を始める。インラップから3 周を掛けて入念にタイヤやブレーキに熱を入れると4 周目に1 分38 秒065 をマークし、翌周には1分37 秒816 までタイムアップする。しかし、ライバル勢はさらに好タイムを記録したため、22 位となり予選Q2 への進出を逃した。
 

 

決勝:9位
14 時30 分のスタート前になると雨は本降りとなり、予定されていたパレードラップは中止となり、2 戦連続でセーフティカーが先導してのスタートとなった。
セーフティカーランは1 周のみで、2 周目に44 台のマシンが一斉にスタートを切った。
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 に乗り込んだ吉本選手は、すぐに1 台をパスすると4 周目にも1 台を抜いて20 番手に浮上する。ウエットコンディションの性能の高さは公式テストなどでも実証されていて、その実力を随所で発揮した。8 周目以降は1 周につき1 台をパスする圧倒的なスピードをみせ、12 周目には16 番手まで順位を上げる。しかし、雨量が増えたために再びセーフティカーが導入される。4 周に亘ってセーフティカーランが続くが、コンディションの悪化が予想されたために赤旗が提示されてレースは中断となる。
30 分の中断を経て15 時30 分過ぎにリスタート。吉本選手はまさに水を得た魚のように先行車をパッシングしていく。20 周目に10 番手まで浮上すると、GT300 クラスの中でもトップのラップタイムで周回する。25 周目には8 番手、29 周目には7 番手となり、実にスタートから15 のポジションアップとなった。しかし、雨量が減るとラップタイムが鈍ってくる。レコードラインが乾いてきたと判断したチームは、37 周目に吉本選手をピットに呼び戻す。
このピットインでスリックタイヤに交換し、ファーンバッハー選手がSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 に乗り込む。全車がピットインを終えていなかったために16 番手でコースに復帰するが、42 周目に上位陣が1 回目のピットを終えると7番手となった。コースは完全なドライコンディションとなり、ライバル勢が猛威を振るう。それでもファーンバッハー選手は1 分39 秒台のラップタイムでポジションを死守。しかし、50 周目を過ぎると劣勢な戦いを強いられる。ラップタイムに勝る後続のマシンがテールトゥノーズで迫り、60 周目には9 番手までポジションを下げてしまう。
今回の決勝レースは500km の長丁場で、2 回のピットストップが義務付けられているが、1 人のドライバーがドライングできる距離が2 / 3 までと決まっているので、まだピットストップを行なえない。
ファーンバッハー選手は、巧みに後続を押さえながら70 周目に10 番手でピットに戻った。
チームは4 本のタイヤ交換と給油をミスなく俊敏に終わらせ、最後のスティントを吉本選手に託す。16 番手でコースに復帰すると74 周目には自己ベストタイムの1 分39 秒172 をマークして上位を目指した。82 周目に全車が2 回目のピットストップを終えた時点で9 番手とポイント圏内を走行。87 周目には先行する1 台をパスして8 番手に浮上する。しかし、ポイント圏内を争う5 台がSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 を先頭に数珠つなぎとなっていて、一瞬の隙も見せられない攻防となる。吉本選手は最後までラップタイムを落とさず8 番手をキープしていが、ファイナルラップとなった103 周目に惜しくも一台に抜かれていまい9 位でチェッカーを受けた。
予選では本来のパフォーマンスが発揮できずに困難な状況に陥っていたLMcorsa。しかし、決勝レースではウエットコンディションに恵まれたこともあったが、2 人のドライバーとチームがひとつのミスもなく走り抜いたことで、22 番手から9 番手まで追い上げて2 戦連続でポイントを獲得することとなった。