topics

モータースポーツ

「SYNTIUM LMcorsa RCF GT3」#60号車 SGT Round 2 富士 500km

SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 #60号車
SGT Round 2 富士 500km
 
ドライバー
吉本 大樹 選手
宮田 莉朋 選手
 

 
予選:6位
午前中に予定されていた1時間45分の公式練習やサーキットサファリがキャンセルされたことにより、サポートレース予選や決勝レースを含めて多くのプログラムが午後に集中することになった。そのため、予選方式は通常のQ1、Q2によるノックアウト方式から、全車が一斉に走行して順位を決めるタイムアタック方式が採用された。
14時45分から20分間に渡って実施された予選は、GT300クラスにエントリーした29台のマシンがコースオープンとともにタイムアタックを開始。SYNTIUM LMcorsa RC F GT3には宮田選手が乗り込み、3周に渡ってタイヤに熱を入れた後にアタックラップに入る。計測5周目に1分37秒047をマークし、この時点で計時モニターの2番手に食い込む。翌周にはピットに戻り、タイヤを交換して再びコースイン。予選時間の20分が終了する最終周に、1分36秒944とタイムを更新し6番手を獲得した。
 

 
決勝:7位
決勝レースは予定とおりの14時40分にパレードラップがスタート。ゴールデンウィーク中の開催ということで5万5000人の大観衆がGT500クラスとGT300クラスの計44台の白熱したバトルを見守ることになった。
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3は宮田選手が初めてスタートを担当。6番手からスタートすることになったが、序盤はストレートスピードに勝る7号車のポルシェや34号車のNSXに先行を許して9番手にポジションダウン。しかし、4周目にはベストタイムとなる1分38秒864をマークしてライバル勢を追った。FUJI GT 500km RACEは、2回のピットストップが義務付けられていて、1回のスティントは少なくても30周を走行したいというのが、どのチームも想定すること。LMcorsaも、宮田選手の第1スティントを伸ばして、後半の戦略に幅を持たせる展開を狙った。そのため、宮田選手はタイヤを労りながらも安定したペースで走ることが求められた。宮田選手は、チームの要求通りにタイヤとマシンに優しい走りをしつつ25周目にはポジションをひとつ上げて8番手に浮上。30周目には7番手、ピットインのタイミングとなった33周目には6番手にポジションアップして第2スティントを担当する吉本選手にバトンを渡した。
 
吉本選手も宮田選手と同様のラップタイムで順調に走行を続けて、トップ10を走行する全車が1回目のピットストップを終えた45周目には9番手となり、6番手争いを4台のマシンが行なう状況だった。55周目には8番手に、58周目には7番手に浮上して、さらに先行するマシンを追う。上位陣が2回目のピットストップを行なったこともあって、70周目には4番手にポジションアップし、翌周の71周目に2回目のピットストップを実施。4本のタイヤを交換するとともに給油を行ない、宮田選手が再びSYNTIUM LMcorsa RC F GT3に乗り込んだ。ピットアウトした時点では13番手だったが、ライバル勢が2回目のピットストップを終えた84周目の時点で、7番手を走行することになる。宮田選手は、1分39秒台の安定したラップタイムで先行車を追うが、6番手を走行する7号車のポルシェとは20秒ほどのギャップがあり、抜くにはいたらず101周目に7位でチェッカーを受けた。
 
RC F GT3が不得意なレイアウトとなる富士スピードウェイだったが、予選で6位を獲得し、決勝レースはドライバーもチームもミスなく完走。今シーズン初めてとなる入賞を果たして、5ポイントを得ることとなった。次戦の鈴鹿サーキットは、RC F GT3の長所が活かせるサーキットなので、さらなる活躍が期待される。