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モータースポーツ

「KEIHIN NSX-GT」#17号車 SGT Round 1 岡山 300km

KEIHIN NSX-GT #17号車
SGT Round 1 岡山 300km
 
ドライバー
塚越 広大選手
小暮 卓史選手
 

 

予選
Q1:3位通過 / Q2:1位
今にも雨が降り出しそうな怪しい空模様の中、15時5分から15分間のQ1がスタートした。Q1担当は小暮。まだ雨は降っておらず、残り時間12分のタイミングでドライタイヤを装着しコースインした。気温も路温も低かった為、小暮は入念にタイヤを温めアタックし残り3分を切ったところで1分18秒571のタイムを出す。しかし小暮は更に翌周のアタックで1分18秒351をたたき出し3番手タイムでQ2への進出を果たした。
10分間のインターバルを置いてGT300クラスの予選が始まろうとした時についに雨がコースを濡らし始めた。GT500クラスのQ2がスタートする15時45分頃には雨はあがったものの、コースはウェット路面。直前までタイヤ、セッティングに悩むこととなった。
Q2担当は塚越。15時48分、Q2スタートと同時にコースインする。なんとも難しいコンディションの中、タイヤを温めながら周回を重ねていく。残り時間1分30秒。塚越は最後のアタックに入り、渾身の走りで1分26秒905をだし最後の最後でトップに踊り出ることが出来、2011年以来の開幕戦でのポールポジションを獲得した。
 

 
決勝:1位
8日(日)の決勝日は朝から時折日差しは降り注ぐもののさほど気温は上がらず、更にたまに雨がパラついたりし、決勝に向けても天候が心配された。
13時5分からウォームアップ走行が行われ、ドライタイヤでのマシンの感触を確かめながら20分間の走行を終えた。
スタートドライバーは小暮。恒例となったパレードラップの後、隊列を整えてフォーメーションラップを1周終え、ついに82周のレースが幕を開けた。小暮は抜群なスタートを切ったもののすぐ背後に猛烈なスタートを決めた#23、#24が迫ってくる。しかし、小暮は完璧なライン取りで後続マシンにトップの座を譲ることなくオープニングラップを終える。タイヤが温まりだし、徐々に後続マシンとの差を広げ6周目には約3秒のマージンを築いた。7周目から300クラスとの混走がいよいよ始まる。快走を続けるKEIHIN NSX-GTだったが、23周目に再び#23と#1に迫られる展開となる。しかし#23にドライブスルーペナルティが課せられる。後ろからの追撃は#1となり36周目ヘアピンでサイドバイサイドになるが、小暮は死守しポジションを守る。タイヤが辛くなってきても小暮は渾身の走りを続けるが、300クラスの集団に巻き込まれ#1が再び背後に迫り、37周目ヘアピンで#1にパスされてしまう。しかし幾度もの猛追を小暮は守りきり40周目にKEIHIN NSX-GTはピットインする。塚越にステアリングを託し、給油、タイヤ交換を済ませ41秒フラットのピット作業でコースに戻る。
小暮の果敢な走りが更に刺激し、完璧にモードに入った塚越。ピット作業で前に出られた#100を46周目ヘアピンで1発で仕留め、トップを奪還する。全車ピット作業が終わった時点でトップを快走するが、2番手の#100とのギャップは開いたり迫ったりを繰り返す。チェッカーフラッグに向け、タイヤマネージメントをし、燃費を考え周回を重ねていくが残り10周のところで衝撃の映像が目に飛び込む。KEIHIN NSX-GTのフロントグリルにパーツが突き出している。どこかでぶつかったのか?ピット内は不安に包まれたが、他車のパーツを拾ってしまい、マシンに直接的なダメージは無くそのまま走行を続けることが出来た。最後まで#100との接近戦を繰り広げたが、塚越はトップを守り切り、念願のトップチェッカーを受けた。
チームとして2010年菅生大会以来8年ぶりの優勝、さらにはチーム初となるポールトゥウィンを成し遂げ開幕戦を終えた。