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モータースポーツ

「シンティアム・アップル・ロータス」#2号車 SGT第8戦もてぎ

ドライバー 
高橋 一穂選手 
加藤 寛規選手


      
( 予選 ) 14位
シーズン最後の闘いとなるこの第8戦は、各チームがポイントごとに積み重ねてきたウェイトが、全て降ろされるレースとなります。
■公式予選1回目(Q1)
公式予選一回目は、 気温20度、路面温度24度。コンディションは完全なドライながら、風が吹けばまだ肌寒い天候のもとで、Q1はスタート。スタートドライバーを務めた加藤選手はいつもどおり好機を伺いながら、ゆっくりとEVORAをコースインさせました。 そしてタイヤが発動しだした3周目、まずは1分57秒809のタイムを刻んでEVORAは11位に浮上します。さらにアタックラップに入り、大幅にそのタイムを伸ばしました。しかしライバルたちの多くが後半にタイムアップを果たし、EVORAの順位は最終的に9番手となりました。 それでも加藤選手はみごとに予選Q1を見事に突破し、EVORAはQ2進出を果たしました。

■公式予選2回目(Q2)
予選Q2を担当した高橋選手はいち早くコースへと飛び出し、そのタイヤを暖めにかかりました。 タイヤが発動しだした3周目に高橋選手は、まず1分54秒420をマークして10位へ浮上。その後もタイムを縮め、6周目まで粘ってタイムアップを果たしましたが、ライバルたちのタイムはさらに速く、残念ながら最終的にその順位は14位となりました。 この結果から♯2 シンティアム・アップル・ロータスは、14番グリッドから決勝レースを追い上げることとなりました。
( 決勝 ) リタイヤ
スタートは、エースドライバーである加藤選手でした。 最終戦のツインリンクもてぎは、シリーズのなかでも最もストップ&ゴーに特化したサーキット。トラクション性能という点ではEVORAもミドシップレイアウトを採っていますが、その最大の武器であるコーナリングパフォーマンスを活かせるコーナーが少なく、立ち上がり加速でライバル達に対してパワーが劣るマザーシャシーにとっては、決して相性のよいコースとは言えません。 なおかつレース開始時の気温は17度、路面温度も想定より大幅に低く、決勝レースに選んだタイヤを機能させるには、少し厳しい状況でした

序盤は立ち上がり加速でライバルに先行を許し、コーナーでは前を塞がれる状況に、EVORAは少しずつその順位を落として行きました。 しかし加藤選手は諦めることなく、ときに1分50秒台を刻みながら、極めて繊細な操作でEVORAを走らせ続けました。
15周を過ぎたあたりから、状況は変わり始めました。特に予選をソフトなタイヤで臨んだチームたちが早めのピットインを始めてからは、一時は19番手まで落ちた順位が一気に10位まで上がりました。 また加藤選手も徐々に開けてきたコース状況と、フューエルエフェクトのシンクロによって、50〜51秒台をコンスタントにマーク。上位陣と遜色ないタイムを刻み続けながら、24周目には5番手までそのポジションを引き上げました。

そして29周目のダウンヒルストレートで、突然のアクシデントがEVORAに襲いかかりました。
なんの予兆もないままに、エンジンがストールしてしまったのです。 加藤選手は電源スイッチを入れ直すなどして最後まで復旧を試みましたが、EVORAのエンジンは目を覚まさず、残念ながらリタイアとなってしまいました。 こうして2017年シーズンは、全てのレースが終了しました。