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モータースポーツ

「シンティアム・アップル・ロータス」#2号車 SGT第7戦タイ

ドライバー 
高橋 一穂選手 
加藤 寛規選手
 

       
( 予選 ) 20位

公式予選一回目(Q1)は現地時間14:45からスタート。天候は曇り空ながら、ピットウォークが始まる直前に降り注いだスコールの影響で路面は水浸しとなり、「ウェット」宣言が出されました。 またこの雨の影響から気温もかなり低く、非常に難しいコンディションに。こうした状況を想定していたチームは、加藤選手に予選Q1のアタックを任せました。

そうしてコースインした加藤選手は、3周目からEVORAは12番手に付けており、ここからのジャンプアップが期待されました。 その後もいつ強まるかわからない雨脚に対して、少しでも早い段階でタイムをマークすべく、加藤選手はプッシュし続けました。 全長4.554kmのコースはコーナーによってはウェットとドライの路面差も激しく、非常に難しいコンディションとなりました。そんな中でも加藤選手は4周目に1分44秒228、5周目には1分44秒137と、着実にタイムアップして行きます。 しかしライバルたちもタイムを上げ、EVORAの順位は徐々に下がって行きました。その後はタイヤのコンディションも徐々に厳しくなり、加藤選手は8周目まで粘り強く走ったもののタイムアップすることができず、マシンをピットへと戻しました。

結局タイムは5周目に記録した1分42秒137がベストとなり、EVORAの順位は20番手に。残念ながら加藤選手をもってしても、今回は予選Q1を突破することが叶いませんでした。
( 決勝 ) 20位
決勝レース は、サーキットを再び強烈なスコールが襲いました。そして決勝レース開始直前になると雨は止み、空からは青空が見えるという恨めしい状況に。これに対してスリックタイヤで勝負に出るチームも現れましたが、Cars Tokai Dream28は予選でも苦戦したレインタイヤを選択しました。
 

 
そんな状況で序盤の見せ場を作ったのは、第一スティントを担当した高橋選手でした。 日本時間の17:00、セーフティーカー先導の形で300km/66周のレースがスタート。
20番手からスタートした高橋選手は落ち着いたドライブで、すぐさま18位へポジションアップ、11周目にはさらに17位へと順位をひとつ上げたのです。 このまま順位をキープして、ロングスティントを担当する加藤選手へとバトンを渡すことができれば…。そう思わせるだけに足る、期待の持てる走りでした。

しかし14周目を過ぎたあたりからタイムは徐々に落ちだし、その順位もじりじりと下がって行きました。もともとマッチングの取れていなかったレインタイヤに対して、レコードラインが徐々に乾きだして来てしまったことがその理由でした。 それでも高橋選手はレインタイヤで規定集回数を走り抜き、18周目にピットイン。加藤選手へと無傷でマシンを託しました。
そしてここから、加藤選手は追い上げを開始しました。ロングスティントを想定したスリックタイヤと、例年になく低い路面温度のマッチングに苦しみながらも早い段階から1分35秒台をマークして、少しずつその順位を取り戻して行ったのです。 そしてフューエルエフェクト(燃料の搭載量が軽くなることで速さを得ること)が働いた終盤になると1分34秒台にまでタイムを伸ばし、最終的には1分33秒904と、マザーシャシー勢ではトップ、全体でもトップスリーにも引けを取らないベストタイムをマークしました。 しかし第一スティントで失ったタイム差は予想以上に大きく、最終的にEVORAは20位でチェッカーを受けました。