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モータースポーツ

「シンティアム・アップル・ロータス」#2号車 第4戦SUGO

ドライバー 高橋 一穂選手 
加藤 寛規選手

( 予選 ) 27位

  

  

予選(Q1)は、開始直前に振り出した小雨の影響で『ウエット宣言』が出されました。しかしコース上は未だドライコンディションを保っており、各車スリックタイヤを履いてコースインしました。
 Q1ドライバーを務めた加藤選手は、まだまだタイヤの暖まりきらない計測2周目から1分20秒232を出し、EVORAの順位はいきなりトップに。各車がアタックラップに入ってもその順位はトップ3に留まり、非常に快調な滑り出しをみせました。
  
 しかし計測3周目となった第3コーナーで、アクシデントがEVORAを襲いました。3コーナーをアプローチしたところで、EVORAはその軌跡をアウト側へと膨らませながらコースアウト。マシンはそのまま、グラベルベッドへと突入してしまったのです。 原因はドライバーのミスではなく、EVORAのメイン電源が突然シャットダウンによるものでした。これによってエンジンは止まり、パワーステアリングのアシストもなくなり、EVORAは操作不能に陥ってしまったのです。
 さらに停止したEVORAはすぐに走り出すことができなかったため、オフィシャルはこの状況を危険と判断。残念ながら赤旗による予選中断の原因を作ったEVORAには、その後の走行は許されませんでした。

  

  
  
( 決勝 ) リタイヤ
スタート前のウォームアップ走行で、雨あしが厳しいも、 しかしグリッドに全てのマシンが並ぶ頃にはその雨あしが収まり、ここのままならばスリックタイヤでも十分通用するという悩ましい状況に、装着タイヤの選択に頭を悩ませていました。
この難しい状況に対して最終的にウェットタイヤを選択。スタートドライバーは、高橋一穂選手が努めました。
  
 レースは、開始直後に雨脚がやや強まり、スリックタイヤで後方からの追い上げに賭けたマシンたちはとても厳しい状況に。 その中で高橋選手は、今季初となるレインタイヤの様子をみながら、すぐさま24位までその順位を上げました。
5周目で一台がクラッシュを喫し、ペースカー導入に。 しかし高橋選手はその後もペースこそ著しくは上げられないもののコンスタントに走り続け、その順位を22位までアップ。23周目にピットインをして、加藤寛規選手に交代しました。
  
 これを受けた加藤選手は23位でコースへと復帰。コース上ではまだ雨が降り続き、所々にウェットパッチが残る状況だったことから、チームはEVORAに再びレインタイヤを装着させました。
ただ天候は徐々に回復傾向にあり、後半でスリックタイヤへの交換を迫られる可能性があることも、チームは想定していました。
加藤選手は、レース中盤を過ぎたあたりから路面はライン上が完全に乾いた状態となり、スリックタイヤへと交換したライバルたちとの差が激しくなり始めました。 またレインタイヤへの攻撃性も激しくなったため、チームはタイヤをスリックへと交換することに。
 しかしこの直後のラップの38周目にGT300クラスのマシン同士が接触し、一台がコースアウトしたことから三度目のセーフティカーが導入されるという状況でした。

 ペースカーアウトと同時にピットへと入ったEVORAは、予定通りスリックタイヤへと交換。そのアウトラップの3コーナーで、他車との交錯を避けたEVORAはスピンを喫し、コースアウト。そのままガードレールにフロントセクションを接触させてしまったのでした。
 その衝撃はかなりのGを発生させましたが、幸いにもドライバーは無事でした。しかしマシンは走行不能となり、残念ながらレースは48周でリタイアとなりました。